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オフィス便り4月 いがらし

2024年05月24日
作成者 : demouser
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 今春卒業した大学生の就職率(4月1日時点)は98.1%で、調査を始めた1997年卒以降、過去最高となった。コロナ禍による採用への影響がほぼなくなり、人手不足感が高まる中で採用活動に積極的な企業が増えた。厚生労働省と文部科学省が24日に発表した。

 就職率は就職希望者に占める就職者の割合で、抽出調査で算出する。2008年のリーマン・ショックの影響が残る11年卒が、過去最低の91.0%を記録。その後は上昇傾向となり、18年と20年卒はこれまでで最高の98.0%に伸びたが、コロナ禍の21年卒(96.0%)と22年卒(95.8%)で下落し、23年卒(97.3%)から再び上昇に転じた。厚労省の担当者によると、学生に有利な「売り手市場」は来春以降もしばらく続く見通しだという。